人の視線の動き方を意識してみよう♪

こんにちは。

川西市・池田市で女性目線のデザインを制作している渡辺です。

夏休みもお盆を過ぎると「あ〜もう終わるなぁ。」と意識は「秋」に向かいますね。

子供達の宿題もいよいよ「自由研究」を残すのみとなりました・・・これは親の宿題とも言えますが。

 

さて、今日のお題です。

知るとチラシを見るのが楽しくなるかも?

人の視線の動き方を意識してみよう♪

チラシってどれを見ても、どこか似たようなレイアウトだな〜と思いませんか?

住所や電話番号などのレイアウトはだいたい下に記載されていたり、大きなコピーは上にあったり。

内容が伝わりやすいように「人の視線の流れ」に添ってデザインされているからです。

人の視線は「Z型」と「N型」に動きます。

文字が横組だと「Z型」に動くと言われているので、目線は左上から右下に向かって動きます。

読む時は、点で見ていき、面になります。

 

文字が縦組だと「N型」に動くと言われているので、右上から左下に向かって動きます。

視線の動きを上手に活用してレイアウトされています!

パッと初めに上を見て、興味があれば下に向かって詳細を見ていきます。

「その商品を購入した結果こうなる。こんなメリットがある。」というのがまず目に入るようにレイアウトしましょう。

そこで興味を持てば、より詳しく知りたくなり、自然に細かい内容を読んでいってくれます。

「相手が見やすいように」レイアウトを組んであげると、見やすいですし、それは「伝わりやすい」という事です。

注)上の写真は「画像優位性」が働いているので、文字は縦組ですが視線は左から始まります。
余談)画像優位性とは、文字よりも写真の方が早く伝わる働きの事です。
言葉を処理する「左脳」より、イメージや感情を司る「右脳」の方が、処理能力が100万倍あることから起こります。

見開きの雑誌は「N型」である事がとても多いです。

色々わかってくると、普段からチラシを見るのが面白くなりませんか?

お家のポストに入れられるチラシや雑誌も見てみてください。

確かに「上に大きく結論がきて、下に詳細が記載されてるわ〜。」なんて思うかもしれませんよ。

デザインで大切なことは、まずは、センスではなく「ルール」です。

奥が深いデザインの世界。

楽しく学んでみませんか?もっと知りたいと思われる方は!

2017年9月29日(金)に「想いが伝わる!チラシづくりのコツ講座」を4ヶ月ぶりに開催します。

沢山の事例を見ながら、お話していきますので、興味のある方は気軽にご参加くださいね。

https://maru-sankaku-sikaku.com/2017/08/17/20170817/

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