2017年8月22日 / 最終更新日:2018/04/06
パンダリングローズ・ラボ様【A4チラシ】<ターゲットで決まる文字の大きさ。>
こんにちは。
池田市・川西市・宝塚市・豊中市など北摂地域を中心に、女性目線で名刺・チラシ・ロゴ・ホームページデザインのワタナベです。
今日はご紹介と文字サイズについてです。
パンダリングローズ・ラボ様【A4チラシ】
資格取得の流れとコース説明のチラシをデザインさせて頂きました。
こだわりポイントは沢山ありますが、じつは「文字の大きさ」もこだわっています。
注)今回はA4というサイズと文字量の関係から成立しましたが、バランスによって実現出来ない場合が多々あります。
誰がターゲットなのかで、文字の大きさも決まる?
それは、長年お花のお仕事をしている友人の何気ない一言でした。
「私の生徒さんも長く通ってくれてるから、昔より年とってるやん。そしたら最近、文字が大きくないと見えないって言うねん。」
「だから、レッスンの時に配るテキストは、12pt(ポイント:文字の大きさのこと)で打つようにしてるねん。」
20代は小さな文字も読めるけれど、40代は文字がスッと読めない人もいる。
その時のことが記憶にあったので、パンダリングローズ・ラボ様の資格取得のターゲットが「40代女性」と伺った時、なるべく文字は大きく入れよう。
だけど、文字が大きくなればなるほど「上品・洗練」から遠くなってしまうので、そこは崩さないようにレイアウトしようと思いました。
配布される場面を想像しよう。
なぜ文字を大きくしたかったか。家で座って読む環境で配布しないから。
このチラシは、芦屋で開催されるギャラリー展で配布される事が決まっていました。
ギャラリー展で配布される?と想像すると、優雅なギャラリー展でお花の作品を見て回っている時、鞄を持って歩いている時に、文字が小さくて見えにくいチラシを渡されても読めないなと想像しました。
「後で読もう。」と思われて、そのまま忘れられないように
立ったまま受け取り、歩きながらでも読めるように、主なところは文字の大きさ12pt(視認性の高いポイント数)を下回らないよう心がけてレイアウトしています。
内容がより深いところ、詳細は文字を小さくしています。
主なところを読み、更に興味がある人が知りたいところは、多少小さくても「興味があれば」読まれます。
個人的には、パンダリングローズ様に「アンケートとかお持ちでしたらお客様の声として入れたいです。」とお願いしてお借りした「実際にレッスンを体験された方の生の感想」。
これが本当に良くて。
先生と生徒さんの関係性が感じられます。
紙面上、大きく入れられませんでしたが、「人と人」「自然と人」との温かみが伝わるアンケートなのでぜひ読んで頂きたいところです。
パンダリングローズ・ラボさんについてもっと知りたい方はHPをどうぞ→https://www.pandaringrose.jp/
お客様の立場になって想像してみる。
「たかが文字」「されど文字」。
文字は、機能性と情緒性を合わせもつ要素なんです。
文字の種類(明朝・ブロックなど)や大きさ(強弱)などにもこだわると、あなたの想いはより届きやすくなります。
奥が深いデザインの世界。
ちょっとしたコツを知るだけで、ご自身で作られているチラシが変わります。
楽しく学んでみませんか?
2017年9月29日(金)に「想いが伝わる!チラシづくりのコツ講座」を4ヶ月ぶりに開催します。
沢山の事例を見ながら、お話していきますので、簡単でわかりやすくなっています。
興味のある方は気軽にご参加くださいね。
【お問い合わせはこちら】info@maru-sankaku-sikaku.com(担当:渡辺)
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