2017年10月27日 / 最終更新日:2017/10/30
「イラストを描く会」を開催させて頂きました。
2017年10月27日(金)「イラストを描く会」を開催させて頂きました。
川西市向陽台にあるレンタルスペース「イロあかり」さんで、ほっこりした時間を過ごしました。
去年、「チラシに入れるイラストを描く会」を開催したところ、今年もして欲しいとリクエストして頂き、開催致しました。
普段、チラシやイラストを描く機会のある方ばかりになりました。
コーヒーブレイクもありの楽しい時間♬
チラシが上手に描けるポイントをご質問されて・・・
「リラックスする事です!」と答えました。
冗談ではなく、脳と手は繋がっているので、良い意味で緊張感がないほうがペンの運びやノリが良いからです。
チラシに入れるイラストの役割
「言葉」だけでは伝わりにくい・・・そんな時に伝えたい内容が図(写真・イラスト)で表現できると、一瞬で伝え手と受け手のギャップは埋まり「イメージ」がダイレクトに伝わりやすくなります。
脳の情報処理のメカニズム「右脳」と「左脳」に分かれています。
「右脳」はイメージ(視覚)や感情、感性の部分を司っています。
ものごとの全体像を一挙に直感的に受け取ることが得意です。
「左脳」は言葉や数字など論理的な思考を司っています。
ものごとを部分的に捉えたり、秩序立てて分析することが得意です。
「右脳」(イメージ・感情)と左脳(言葉)の両方に働きかけることで「伝わりやすさ」は何倍にも高めることが出来るのです。
写真・イラストは、右脳で処理しています。
写真とイラスト、どちらも「イメージ」の領域にいるのですが、
イラストは、親しみやすさ・柔らかさ・素朴さなど温かみや人間味が出ます。
当店のロゴも私の手描きです。
高級感は全くないけれど、親しみやすくありませんか?
手描きイラストのメリット
- 目立ちやすい。
- 親しみや温かさを演出できる。
- 写真ではどぎつい事を柔らかく表現できる。
手描きイラストのデメリット
- 安っぽく見える
- 慣れないと「素人」くさくなる。
写真は、「即時性」「報道性」「情緒性」「抽象性」を持つ。
- すぐ伝わる。(即時性)
- 事態をより詳しく伝えられる。(報道性)
- 写真が人の感情を揺さぶる。(情緒性)
- 写真の中からある性質を抜き出し、それを膨らませて何かと結びつける。(抽象性)
チラシに使用する時に大切なのは、文章へ誘導しやすい絵柄を選び、文章が読みやすいように配置すること。
見比べてみると・・・
この秋、外装塗装の大和塗装協会さまより実際にあったご相談です。
安価なネット印刷会社にデザインを依頼したところ「文字だらけのチラシ」(左側)で出来上がってきたそうです。
「言葉」(文字)だけでは、「何をやっている会社なのか。」「商品は何か。」わからないという事で、当店に作り直しのご依頼を頂きました。
注)左側のチラシは片面デザイン。右側のチラシは両面デザインなので、裏面もあります。
図(写真・イラスト)があった方が、「伝わりやすい」と感じませんか?
図(写真・イラスト)の特性を理解してチラシを作ってみてくださいね。
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