私はいつも「引き算できないか」考えてデザインしているのですが、フラワーカフェ様も長年お花のデザインをされているので、お打ち合わせでもスパッスパッと不必要な記載を自ら削ってくださいました。

訴求したい事を１つに絞るのは、キャリアを重ね、できる事が多ければ多いほど難しいものです。

それをサラッとやってしまわれたフラワーカフェ様もこれまで何度も「引き算のデザイン」をされているのでは？と、勝手に共感しワクワクさせていただきました。

親しみやすさを出したかったロゴ

駄菓子屋さんみたいなお花の教室

華やかだったり、優しい生花のアレンジメントやレッスンをされるフラワーカフェ 様ですが、これまで何度か「駄菓子屋さんみたいなお花の教室がいいな」と仰っているのを耳にしていたので、昔の駄菓子屋さんの屋根をイメージしてロゴを作成しポイントにしました。

「昔の駄菓子屋さん」とは、そのままの意味ではなく「人と人が気軽に集うことができる心温かい居場所」という意味だと思います。

お茶を飲む「カフェ」がメインではないので、誤解のないよう「お花の教室」もロゴの中に入れ込みました。

濃い目のピンク色にしたのは、女性は年齢があがるにつれて、だんだんと「濃い目のピンクが好き」になる傾向があるからです。

女性向けのマーケティング本でも載っていたりしますが、実際、当店でお話をお聞きしていても「濃いピンク」は人気です。

この先、おばあちゃんになってもずっと親しまれますよう、長く愛される色にしました。